最先端外科医療とチーム医療を学ぶ

最先端外科医療とチーム医療を学ぶ

ロボット手術・腹腔鏡手術のプロフェッショナルを目指す。若手が主役となれる環境が、ここにはあります。

最新カンファレンス・検討会情報 | 日大消化器外科のディスカッション

日本大学医学部 消化器外科学分野では、患者様への「安全で質の高い医療」の提供と、若手医師の「実践的な臨床能力向上」を目的として、質の高いカンファレンスを日々開催しています。
ここでは、最新の手術手技の共有や複雑な症例の検討など、実際のカンファレンスの様子を毎月アップデートしてお届けします。東京の基幹病院として、常に最先端の知識をアップデートし続ける「チーム医療」の現場がここにあります。

消化器内科・外科合同カンファレンス(毎週月曜日)

内科と外科の医師が一堂に会し、全症例に対して多角的な検討を行います。内視鏡治療か手術か、科の垣根を越えて議論し、患者様にとっての「最適解」を導き出す集学的医療の実践の場です。
また、週1回のカンファレンスに留まらず、急ぎの症例については適宜メール審議等によるスピーディーな連携を行っており、若手でも科を越えて相談しやすい風通しの良い環境が整っています。
若手医師にとっては内科的視点も含めた幅広い知見を日常的に吸収でき、専門医に不可欠な臨床的判断力を養う重要な教育機会となっています。

多職種連携による高度症例検討会(毎月第2・第4水曜日)

【消化器カンファレンス(第4水曜)】
消化器内科と合同で、主に術後症例の報告や情報共有を行います。内科からの紹介症例に対する手術結果をフィードバックし、スムーズな連携と継続的な医療の質向上を図る重要な場です。

【多科横断的消化器カンファレンス(第2水曜)】
消化器領域全般を対象に、内科・放射線科・病理も交えて画像と病理所見を対比検討します。多領域・多職種の視点に触れることで、専門医に必要な「診断眼」を養う高度な教育の場となっています。

領域別専門カンファレンス(毎週金曜日)

毎週金曜日は、肝胆膵および消化管の各グループに分かれ、専門領域を深く掘り下げる検討会を行います。最新ガイドラインの確認から、ロボット・腹腔鏡手術の戦略立案まで、指導医の「思考のプロセス」を間近で学べる場です。肝胆膵外科高度技能専門医や内視鏡外科技術認定医の取得を見据え、専門家から直接フィードバックを受けられるこの時間は、若手外科医の専門性を飛躍的に高める貴重な機会となります。

高度な専門医取得を支える「多職種連携」と「技術研鑽」

当科の最大の強みは、内科、放射線科、病理専門医との強力な連携による集学的治療の実践です。さらに、医療の質向上と若手外科医のスキルアップを目的とした、専門的な検討会を定期・不定期で開催しています。

合同カンファレンス

Joint Conference

消化器内科・外科合同カンファレンス

当科の強みは、内科、放射線科、病理専門医との強力な連携です。 単なる症例共有ではなく、内科的治療(内視鏡治療など)と外科的治療(復腔鏡、ロボット手術など)の境界領域について、それぞれの専門知識を尊重し、全症例に対して集学的治療の観点から最適な治療方針を議論します。複雑な症例であっても、多職種による多角的な検討を行うことで、患者様に最善の医療を提供できる体制を確立しています。若手医師にとっては、内科的な視点も学べる貴重な機会となり、幅広い知識を持った専門医取得を後押しします。

臨床病理検討会

CPC

臨床病理検討会

病理診断科の専門医を交え、手術で切除された標本の精緻な評価を実施。 術前の画像診断、手術所見、そして病理診断を突き合わせ、総合的に分析することで、解剖学的理解を深めると同時に診断精度を高めます。正確ながんの病期判定と、それに基づく最適な術後治療方針の立案には欠かせないプロセスです。この徹底した振り返りこそが、日大消化器外科が誇る高度な医療の質の源泉であり、若手医師が専門医として必要な診断能力と治療計画能力を養う絶好の機会となっています。

ビデオカンファレンス

手術手技検討会

ビデオカンファレンス

日本内視鏡外科学会の「技術認定制度」や、日本肝胆膵外科学会の「高度技能専門医制度」の取得を強力にサポート。提出予定の手術動画を医局員全員で供覧し、手技の精度確認や改善点のディスカッションを行います。一人で動画を見て学ぶのではなく、医局全体で討論することで、予期せぬリスクへの対応力も高まります。エキスパートによる直接指導により、東京のトップレベルで通用する「安全で精緻な手術」の習得を目指します。

合併症カンファレンス

M&Mカンファレンス

合併症カンファレンス

重篤な合併症や予期しない転帰となった症例に対して、問題点や対応策を多角的に検討します。個人の責任を追及するのではなく、チーム全体で知見を共有し、再発防止と安全管理を徹底するための重要なプロセスです。

積極的な相談とサポートを通じて、次世代の外科医に力を与える

積極的な相談とサポートを通じて、次世代の外科医に力を与える

質の高い手術はコミュニケーションから。「発言しやすい」環境で、知見共有とアドバイスでチームの成長を加速させます。

「相談しやすさ」こそが、最短ルートでのスキルアップを支えています。 当科のカンファレンスは、若手が委縮するような一方的な場ではありません。研修医や専攻医が疑問を投げかけ、上級医がそれに丁寧に答える「教育の場」でもあります。一人で悩まず、医局全体で症例に向き合う姿勢が、最短ルートでの専門医取得を支えています。 もちろん、意見を戦わせる場面もありますが、それは患者様にとって最適な医療を追求するための真剣な議論であり、その後のフォローも含めて、温かいチームワークが当科の自慢です。風通しの良いアットホームな当科で、共に学び、理想の外科医を目指しませんか?

【術前】

徹底した事前共有で、執刀の不安をなくす

若手が執刀する症例については、術前カンファレンスで綿密なディスカッションを行います。解剖の理解、最適なアプローチの検討、予期せぬトラブルへの備えなど、経験豊富な指導医を含めたチーム全員で戦略を共有します。「あとは自信を持って切るだけ」という状態まで入念にサポートしてから手術に臨むため、プレッシャーを抱え込まずにメスを握ることができます。

【術後】

次に直結する、建設的なビデオフィードバック

術後は手術の録画映像(ビデオ)を振り返りながら、良かった点や次に活かすべき課題を具体的にフィードバックします。「あの場面の鉗子操作は非常に良かった」「ここはこう引くと、もっと展開しやすい」など、指導医から直接アドバイスをもらうことができます。自身の執刀だけでなく、他の医師のフィードバックも共有されるため、医局にいるだけで飛躍的に知識と手技の引き出しが増えていきます。

【日常】

年次や学閥の壁を越えた、フラットな相談環境

カンファレンスの場に限らず、日常の些細な疑問や悩みもすぐに相談できるのが当科の最大の強みです。教授や医局長をはじめ、すべての指導医が「わからないことをそのままにしない」教育方針を徹底しています。他大学出身の先生も多いため学閥や壁が一切なく、誰もがフランクに意見を言い合えるオープンな雰囲気が、若手の確実な成長を後押ししています。